人生を変えるトラウマ解放エクササイズ
2012-04-27 21:46:23 (12 years ago)
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4月4,5日の両日
シャー・ピアスによるTRE=トラウマ・ストレス解放法 ワークショップ
に行ってきました
TREとは、
毎日の生活や突然または長期にわたる特別な状況下(自然災害・戦争・事故・社会的暴力・DVなど)での極度の緊張状態から起こり、蓄積されたあらゆるストレスやトラウマを身体から解放するためのメソッドです。(TRE・JapanHPより)
このエクササイズは例えば、
戦地での体験によるストレスやトラウマを持つ兵士や
大きな地震や事故、津波といった災害に見舞われた人達だけでなく、
通常のごくごく一般的な生活をしている人達が知らず知らずのうちに少しずつためていった慢性的なストレスを解放したり、
実際に自分が体験してはいないけれど、大きな事件や事故、災害によって多くの方が犠牲になる様子を繰り返しテレビなどで見たことで感じた強い不安・恐怖といったストレス状態を解放するのにもとても有効です。
心身の癒しが起こります。
また怪我や病気、手術による肉体的な緊張を体験した人にも効果があると感じました。
実際に私は昨年の7月に手術を受けているのですが、
麻酔というものが肉体にかけた負担や
それにいたるまでに強い痛みを感じた事で自分を守ろうとしてぎゅうっと収縮したままになって身体の奥に残していた緊張や
その時抱いた不安や恐れ、絶望といった感情を解放することができました。
その時の肉体的な痛みや心が受けた不安や恐怖といったものがどれだけ大きかったのかということをあらためて知ることができましたし、
それが解放されていくのを感じる事ができました。
肉体も感情も癒されたかったのですね~~~
麻酔って意識はなくて何も覚えていないようだけれど、身体はものすごくちゃんと覚えているんだな~と思いましたね。
ほんとからだは正直です。
このTREのエクササイズは簡単な6つのシンプルなステップからなっています。
誰にでも簡単にできて自分の身体が本来持つ自己治癒力・自己再生機能を活性化し、セルフケアできるところが素晴らしいです!!
自分でできるって大切です。
日常エクササイズをしている人も自分のエクササイズに組み込む事ができます。
ヨガでもエアロビクスでもありとあらゆるエクササイズに組み合わせができます。
私もシンプルケアの代表のようなチベット体操と組み合わせています
私もそうですが、セラピストや看護師さんといった職業の人は
日々共感疲労といったものを蓄積しています。
人の話を聞いて、その悩みや痛み、悲しみ、苦しみ・不安といったものなどに共感し寄り添います。
また時に励まし、支えます。
直接体験はしませんが、人のトラウマを感じるわけですね。
そうすると、人の話を聞いて自分の身体は自然と反応します。
けれど、例えば大変な目に合った人のためにいつも自分は強くあろうとします。
先に自分が泣いてしまったり、あるいは崩れてしまったり、おろおろしてしまったりは・・
できません。。。ものね。
人の話を聞いてそれに刺激を受けて自分の中の何かが反応して沸きあがってくる感情があったとしてもそれは脇において
時に無視して抑え、強くあろうとします。
明るく元気であろうとします。
そして脇におかれ追いやられた感情は内在したまま常にストレスが蓄積されている状態をつくりだしてしまっています。
それがストレスホルモンの過剰な状態となり、消化管は閉じてしまい、食べ物の栄養を吸収できず、健康に害をもたらすことになっていくのです。
ストレスホルモンは副腎からでますから、疲れるし、
免疫系が衰え、自分の生命エネルギーを先取りして、
つまりは命を削って生活しているような状態となっているわけですね。
思い当たる人は多いのではないでしょうか?
社会というのは本能を抑圧させようとします。
弱く見える振る舞いをしてはいけない。
男は涙をみせてはいけない。
など、コントロール不能(パニック)の状態になることを許さないです。
けれど、人間ももっと本能的に生きることができるなら、
トラウマを体験してもリリースして上手く生きることができるようになっているし、
リリースしたあとはもっと強くしなやかになれるようにちゃんとデザインされているのですね。
子供のときは私達もより本能的でした。
自己調整し、溜まった緊張を手放す事でより強くしなやかな回復力をもった身体になれたら
疲れないセラピストや看護仕さんになれますよね^^
私は実際に体験して、
自分の身体を信頼すること
観察する事、
その自己信頼が新しい自分との関係性を築く事ができる事を体感しました。
これは大腰筋にフォーカスし、アクセスするのですが、
解放していくとき身体が本来の本能にしたがって動物的に動きます^^
最初は
うっそおおおおお!!というような身体の反応に驚き、おりこうさんの思考がそれを否定しようとしたのですが、
その瞬間に自分の身体に起こっていることを信頼することで
身体だけでなく全ての自分が緩んでいくのを感じました。
すべてを明け渡すわけです。
実は肉体は自分でコントロールできます。
いやだったら途中でやめてもいいのです。
あるいはパニックになりそうなら止める事が出来ます。
自分で自分の身体をコントロールできれば、感情もコントロールできるのだと思います。
何も難しい事はひとつもなく、すべてはシンプルなのだとわかります。
初めての回は好奇心そのものになって自分の身体に起こっていることをただただ面白がって観察しました。
そうしているとものすごく楽しくなってしまって、愉快な気持ちになって
声をだして笑いたくなりました。
なんていうのかな、あほ!になっている感覚とでもいうのかな?
でも下半身は緩みあたたかくなったのに、なぜか上半身は硬く冷たいままでしたね。
そのアンバランスさを強く感じました。
動いている部分よりも動かない部分にある緊張の強さも同時に感じていました。
それで二回目では、もうぜ~~~~~んぶ何もかも、委ねてしまえ~~って思って
「新しい私、こんにちは^^」というような感覚で
自分の身体まるごとと向き合いました。
すると、大腰筋を中心として上下に広がるあたたかさを全身に感じ始めました。
そしてハートの奥底から湧き上がってくる悦び、満ちてくる感覚、幸福感にひたることができました。
身体が「ありがとう」って言っているように思えました
誰でもない、自分の身体の感覚です。
誰かが(他人が)やっているのではない、自分自身がやっているのです。
それを信頼せず何を信頼するのでしょう?
このエクササイズ
5月8日にPHP研究所から山川絋矢さん亜紀子さんの翻訳で
「人生を変えるトラウマ解放エクササイズ」として出版されます。
一度体験すると本当はいいと思いますが、本を読めば誰でも自宅で簡単にできます。
ご興味のある方は是非読まれるといいと思います!!
体験者としてお勧めします。
シャー・ピアスによるTRE=トラウマ・ストレス解放法 ワークショップ
に行ってきました
TREとは、
毎日の生活や突然または長期にわたる特別な状況下(自然災害・戦争・事故・社会的暴力・DVなど)での極度の緊張状態から起こり、蓄積されたあらゆるストレスやトラウマを身体から解放するためのメソッドです。(TRE・JapanHPより)
このエクササイズは例えば、
戦地での体験によるストレスやトラウマを持つ兵士や
大きな地震や事故、津波といった災害に見舞われた人達だけでなく、
通常のごくごく一般的な生活をしている人達が知らず知らずのうちに少しずつためていった慢性的なストレスを解放したり、
実際に自分が体験してはいないけれど、大きな事件や事故、災害によって多くの方が犠牲になる様子を繰り返しテレビなどで見たことで感じた強い不安・恐怖といったストレス状態を解放するのにもとても有効です。
心身の癒しが起こります。
また怪我や病気、手術による肉体的な緊張を体験した人にも効果があると感じました。
実際に私は昨年の7月に手術を受けているのですが、
麻酔というものが肉体にかけた負担や
それにいたるまでに強い痛みを感じた事で自分を守ろうとしてぎゅうっと収縮したままになって身体の奥に残していた緊張や
その時抱いた不安や恐れ、絶望といった感情を解放することができました。
その時の肉体的な痛みや心が受けた不安や恐怖といったものがどれだけ大きかったのかということをあらためて知ることができましたし、
それが解放されていくのを感じる事ができました。
肉体も感情も癒されたかったのですね~~~
麻酔って意識はなくて何も覚えていないようだけれど、身体はものすごくちゃんと覚えているんだな~と思いましたね。
ほんとからだは正直です。
このTREのエクササイズは簡単な6つのシンプルなステップからなっています。
誰にでも簡単にできて自分の身体が本来持つ自己治癒力・自己再生機能を活性化し、セルフケアできるところが素晴らしいです!!
自分でできるって大切です。
日常エクササイズをしている人も自分のエクササイズに組み込む事ができます。
ヨガでもエアロビクスでもありとあらゆるエクササイズに組み合わせができます。
私もシンプルケアの代表のようなチベット体操と組み合わせています
私もそうですが、セラピストや看護師さんといった職業の人は
日々共感疲労といったものを蓄積しています。
人の話を聞いて、その悩みや痛み、悲しみ、苦しみ・不安といったものなどに共感し寄り添います。
また時に励まし、支えます。
直接体験はしませんが、人のトラウマを感じるわけですね。
そうすると、人の話を聞いて自分の身体は自然と反応します。
けれど、例えば大変な目に合った人のためにいつも自分は強くあろうとします。
先に自分が泣いてしまったり、あるいは崩れてしまったり、おろおろしてしまったりは・・
できません。。。ものね。
人の話を聞いてそれに刺激を受けて自分の中の何かが反応して沸きあがってくる感情があったとしてもそれは脇において
時に無視して抑え、強くあろうとします。
明るく元気であろうとします。
そして脇におかれ追いやられた感情は内在したまま常にストレスが蓄積されている状態をつくりだしてしまっています。
それがストレスホルモンの過剰な状態となり、消化管は閉じてしまい、食べ物の栄養を吸収できず、健康に害をもたらすことになっていくのです。
ストレスホルモンは副腎からでますから、疲れるし、
免疫系が衰え、自分の生命エネルギーを先取りして、
つまりは命を削って生活しているような状態となっているわけですね。
思い当たる人は多いのではないでしょうか?
社会というのは本能を抑圧させようとします。
弱く見える振る舞いをしてはいけない。
男は涙をみせてはいけない。
など、コントロール不能(パニック)の状態になることを許さないです。
けれど、人間ももっと本能的に生きることができるなら、
トラウマを体験してもリリースして上手く生きることができるようになっているし、
リリースしたあとはもっと強くしなやかになれるようにちゃんとデザインされているのですね。
子供のときは私達もより本能的でした。
自己調整し、溜まった緊張を手放す事でより強くしなやかな回復力をもった身体になれたら
疲れないセラピストや看護仕さんになれますよね^^
私は実際に体験して、
自分の身体を信頼すること
観察する事、
その自己信頼が新しい自分との関係性を築く事ができる事を体感しました。
これは大腰筋にフォーカスし、アクセスするのですが、
解放していくとき身体が本来の本能にしたがって動物的に動きます^^
最初は
うっそおおおおお!!というような身体の反応に驚き、おりこうさんの思考がそれを否定しようとしたのですが、
その瞬間に自分の身体に起こっていることを信頼することで
身体だけでなく全ての自分が緩んでいくのを感じました。
すべてを明け渡すわけです。
実は肉体は自分でコントロールできます。
いやだったら途中でやめてもいいのです。
あるいはパニックになりそうなら止める事が出来ます。
自分で自分の身体をコントロールできれば、感情もコントロールできるのだと思います。
何も難しい事はひとつもなく、すべてはシンプルなのだとわかります。
初めての回は好奇心そのものになって自分の身体に起こっていることをただただ面白がって観察しました。
そうしているとものすごく楽しくなってしまって、愉快な気持ちになって
声をだして笑いたくなりました。
なんていうのかな、あほ!になっている感覚とでもいうのかな?
でも下半身は緩みあたたかくなったのに、なぜか上半身は硬く冷たいままでしたね。
そのアンバランスさを強く感じました。
動いている部分よりも動かない部分にある緊張の強さも同時に感じていました。
それで二回目では、もうぜ~~~~~んぶ何もかも、委ねてしまえ~~って思って
「新しい私、こんにちは^^」というような感覚で
自分の身体まるごとと向き合いました。
すると、大腰筋を中心として上下に広がるあたたかさを全身に感じ始めました。
そしてハートの奥底から湧き上がってくる悦び、満ちてくる感覚、幸福感にひたることができました。
身体が「ありがとう」って言っているように思えました
誰でもない、自分の身体の感覚です。
誰かが(他人が)やっているのではない、自分自身がやっているのです。
それを信頼せず何を信頼するのでしょう?
このエクササイズ
5月8日にPHP研究所から山川絋矢さん亜紀子さんの翻訳で
「人生を変えるトラウマ解放エクササイズ」として出版されます。
一度体験すると本当はいいと思いますが、本を読めば誰でも自宅で簡単にできます。
ご興味のある方は是非読まれるといいと思います!!
体験者としてお勧めします。